httpとhttpsの違いとは?暗号化されていないサイトが危険な理由
2025.10.01
インターネットを使っていると、URLの最初に「http」や「https」と表示されているのを見たことがあると思います。
一見ちょっとした違いに見えますが、ここには大きな意味があります。
まだ「http」のままのサイトも存在しますが、そのままではセキュリティ面でリスクが高く、ユーザーに不安を与えてしまうことも。
今回は、httpとhttpsの違い、そして暗号化されていないサイトがなぜ危険なのか を簡単に解説します。
httpとhttpsの違いを一言でいうと?
- http:暗号化されていない通信
- https:暗号化された安全な通信
イメージとしては
- http → はがきを出すようなもの(誰でも途中で中身をのぞける)
- https → 封筒に入れて出すようなもの(中身は他人に見られにくい)
という違いです。
暗号化されていないサイトのリスク
httpのままサイトを運営していると、次のようなリスクがあります。
- 入力された パスワードや個人情報が盗まれる可能性
- ユーザーのブラウザに「保護されていません」と表示され、信用を失う可能性がある
- Googleの検索順位にも悪影響(SEO的にもマイナス)
特にフォームから情報を送るようなサイトは、httpのままだと危険性が高まります。
httpsにするにはどうすればいい?
https化するには、SSL証明書 をサーバーに導入する必要があります。
最近は「無料SSL」を提供しているサーバーも多いので、難しい設定をしなくても簡単に切り替えられることがほとんどです。
通信は暗号化され、安心して利用できるようになります。
まとめ
- httpは暗号化されていないため、盗み見や改ざんのリスクがある
- httpsは通信が暗号化され、安全性が高い
- ユーザーの安心感、SEOの評価アップのためにも早めの対応が大切SEO的にもマイナス)
もしまだhttpのままのホームページを運用している場合は、早めにhttpsへの移行を検討しましょう。
「設定が難しそうで不安…」という方も、サーバーや制作会社に相談すればスムーズに対応できます。