フリー素材だけで大丈夫?サイトの印象を左右する“写真選び”の話
2025.10.25
ホームページを作るとき、
「写真はフリー素材でいいですよね?」
そんな声をよく聞きます。
確かに最近のフリー素材はクオリティが高く、手軽に使えるのが魅力です。
でも実は、“どんな写真を使うか”でサイトの印象は大きく変わります。
今日はその違いと、上手な使い分けについてお話します。
フリー素材のメリットと注意点
【メリット】
- 無料または低コストで使える
- プロが撮影したような美しい写真が多い
- すぐにサイトに反映できる
【デメリット】
- 他社のサイトと似た様な印象になってしまいやすい
- 「なんとなく見たことがある」写真と思われやすい
- 実際の雰囲気と違うことで、信頼感が下がることも
たとえるなら、借り物の制服を着ているような状態です。
きれいに見えても「その人らしさ」は伝わりにくいのです。
実際の写真を使うメリット
一方、実際に撮影した写真には「リアルな空気感」があります。
- スタッフの表情
- 店舗の雰囲気
- 商品の質感
これらが伝わると、見る人に安心感と信頼感を与えます。
SNSやチラシなどにも使えるため、一度の撮影で多方面に活用できるのも大きなメリットです。
いわば、オーダーメイドスーツの様なもの。
あなたの会社やお店にピッタリ合う”唯一の装い”になります。
質は「写真のクオリティ」でサイトの印象が決まる
デザインが同じでも、写真が変わるだけで印象は全く違います。
同じテンプレートでも「高品質な写真」を使うだけで、
別のサイトの様に見えることもあります。
それほど写真はデザインの一部ではなく”主役”の一つです。
フリー素材と実写をうまく組み合わせるコツ
- トップページや会社紹介など「信頼性が大事な部分は」実写を使う
- 補足的な背景やイメージカットはフリー素材を使う
- 写真はトーン(色味や明るさ)を揃えると統一感が出ます
撮影を依頼する時のポイント
- ”どこの部分で使うか”を事前に伝える
- 縦長・横長の両方を撮ってもらうと便利
- 明るく、自然な雰囲気を意識すると親しみやすい
大掛かりな撮影でなくても、光や背景を意識するだけで、
印象はかなり変わります。
まとめ
ホームページの印象は、写真の選び方ひとつで大きく変わります。
フリー素材にも良さがありますが、
「誰が」「どんな想いで」運営しているのかを伝えたいなら、
実際の写真の力はとても大きいです。
とはいえ、「顔を出したくない」「社内の様子を載せづらい」など、
実写が難しい場合もあると思います。
そんなときは、
- 手元や雰囲気が伝わる部分カット(例:作業風景や商品を持つ手など)
- 写真のトーンをそろえたフリー素材
- イラストや図を活用したビジュアル
このように**“見せ方を工夫するだけ”でも十分伝わるサイト**になります。
大切なのは、“伝えたい印象”に合った素材を選ぶこと。
「温かみ」「清潔感」「信頼感」など、テーマを決めて素材をそろえるだけで統一感が生まれます。
もし「どんな素材を使えばいいか」「写真をどう活かせばいいか」迷っている方は、
お気軽にご相談ください。
あなたの想いをしっかり伝えるサイトづくりをお手伝いします。





